肝細胞癌とコロナ濃染

肝細胞癌のドレナージ血管は

異型結節:内部の肝静脈が保たれ、肝静脈がドレナージ血管

 腫瘍が進行すると
肝静脈が減少し、類洞に直接灌流(逆流?)

 さらに被膜形成されると
被膜内の微細な門脈の枝から門脈に逆流する
この門脈や類洞への還流が造影門脈相でのコロナ濃染となる

類洞とは肝小葉内の拡張した毛細血管
肝動脈血流も門脈も類洞内で交じって、そこから肝細胞に蛋白質などが取り込まれて、そこから胆管や肝静脈にながれていく(と思う)