NMOとMSの脊髄病変

脊髄病変でいつもNMOMSが混乱します。
MSNMOは治療方針が違うから鑑別する必要があるとよく書いてある。
脊髄病変だけから見るとMSの脊髄病変は短いのに対してNMOの脊髄病変は長くしばしば3椎体以上。横断像でみるとMSの病変は辺縁部(白質)に好発する。ところが鑑別ポイント。
その他の所見も併せると、視神経炎が重篤であったり、体温調節異常などの視床下部症状、頑固なしゃっくりなどの延髄症状があればNMOを考えて抗アクラポリン4抗体を調べる必要がある。
だそうだ。