肺アスペルギルス症

アスペルギルス症の分類は若干ややこい 頭の中整理用

1 侵襲性肺アスペルギルス症
  血管侵襲性アスペルギルス症と気管支肺炎型アスペルギルス症に分かれる
  血管侵襲性は結節状の凝固壊死ができて周囲に出血を伴うhalo sign
      気管支肺炎型はいわゆる細菌性の気管支肺炎と同じような画像。
  気管支肺炎型は免疫力低下が軽度の場合が多い  
2 慢性肺アスペルギルス
  分類は複雑で、日本と海外も違うらしい
  いわゆる単発のアスペルギローマとそれ以外くらいの分類でもいいかも
  アスペルギローマは手術で治療できるが、それ以外は抗真菌薬
3 アレレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)
  よくクイズなどでもでる。アスペルギルスへの過敏反応
  太めの気管支内に粘液栓を伴う中枢性気管支拡張
  二次性のカルシウム沈着による粘液栓の高吸収域が特異的
  finger in glove signが有名