シャルコー関節

恥ずかしながらシャルコー関節という依頼病名見て、知らなくて調べました。

画像がめっちゃ大事という疾患ではなさそうですが・・

シャルコー関節とは神経障害性関節症と同義です。
感覚性神経障害(糖尿病(最も多い)や脊髄空洞症、梅毒など)患者の関節に外傷性変化が繰り返されることにより進行する破壊性関節症のことです。

病態は2説あって
神経障害で痛覚障害や運動失調による関節保護機能がなくない繰り返す外傷説
神経障害で血管神経反射が障害されて、骨・関節の血流増加から起こる説

画像は関節がボロボロになる像で
骨融解性(外科手術的辺縁でくっきり)や骨増殖性(変形関節症のよう)、混合型などなんでもあり。

糖尿病患者などでは感染による骨髄炎との関連が大事だが、結構難しい。
経過(骨びらん消失、軟骨下嚢胞消失、骨髄異常信号の増悪、関節面の造影効果)から疑えが世間も検討

感染性関節炎も鑑別。これも鑑別難しいが、両側にあれば感染性関節炎は考えにくくなる。

疾患は知っておく。可能な範囲で感染の除外を記載する疾患ってとこですか