膵癌の動脈浸潤、静脈浸潤

しばらく更新していませんが、これからは一言ずつでも勉強した自分のメモを書いていきます。

膵癌術前では動静脈への浸潤が手術適応のkeyとなることが多いです。
門脈浸潤ならオペすることもあると思いますが、腹腔動脈や上腸間膜動脈への浸潤と診断すれば、一発で手術適応がなくなってしまうので、責任重大です。

門脈系については
腫瘤と静脈の接触範囲が半周以上なら浸潤あり
動脈系については
腫瘤と動脈が一部でも接触していれば浸潤あり

と評価するのが一般的です。
リファレンスの論文がすぐにでてこないので、メモでした。