内膜症に合併する腫瘍(腫瘤)

婦人科の画像診断は苦手です。最初に画像診断を勉強した病院で婦人科画像が少なかったから見慣れてません。それでも勉強しないと・・・・

とりあえず超基本ですが、内膜症に合併する腫瘤

超有名なのは、類内膜腺癌(endmetrioid tumor)、明細胞腺癌(clear cell tumor)の二つ。それ以外にも肉腫含め、子宮内膜由来の腫瘍はなんでもできて良いみたいです。

それと画像上特徴的で、最近有名(らしい)のが、内頸部様粘液性境界悪性腫瘍(NMBT)粘液成分を反映して、T2強調画像で結節が超高信号となるようだ。最近、1例、臨床例を見せてもらった。婦人科は苦手だけで、これは特徴的だから次からは診断できそう。

興味深いのは、悪性腫瘍を合併したら、腫瘍細胞からの液体成分が血液成分を希釈して、内膜症のshadingが目立たなくらしい。なるほど!