細菌性椎体炎と結核性椎体炎の鑑別

これはよく教科書にのってある

         化膿性脊椎炎          結核性脊椎炎
椎間腔      早期より狭小化         早期は保たれる
脊椎進展     2椎体以下           3椎体以上
傍脊椎腫瘤    境界不明瞭           境界明瞭
膿瘍壁      厚く不正            薄く平滑
石灰化      稀               しばしば
skip lesion            稀               しばしば

ちなみに結核では椎間腔が保たれるのは、結核菌はたんぱく分解酵素を持たないために保たれるようです。へーへーへー(古い)