dermoidとepidermoidと奇形腫

このあたりは頭がごちゃごちゃしているので整理を

良く皮膚でUSなどでみるアテローム・・・エピデルモイドだっけ?デルモイドだっけ?となったりします。

アテロームって言葉は日本でしか通用しないらしく、正しくはepidermoidということになります。

epidermoidは外胚葉の迷入でケラチンなど老廃物などが皮下にたまるもの。皮膚の付属腺を含まないので、皮脂腺は含まないので脂肪は含まない。扁平上皮で包まれる。先天性と後天性がある。皮膚から押し込まれたりして皮膚(いわゆるアテローム)や炎症で中耳(真珠腫)ということになる。後天性は外側にあることが多い。先天性では胎生3-4週で外胚葉が迷入したもので、小脳橋角部や中頭蓋窩などにおこる。とにかく脂肪を含まず、拡散強調画像で高信号となる。

dermoidは皮脂腺を含むので脂肪を含む。外胚葉が胎生3-4か月で迷入(発達してから迷入するから皮脂腺がある?)してできなもの。毛髪や脂肪を含む。卵巣や精巣が多く、その他、脳、縦隔など。とにかく脂肪を含む

卵巣腫瘍のteratoma=dermoid cyst?なの?
dermoidは3胚葉成分から構成されるから。外胚葉由来のdermoidは正確にいれば異なるはずなのか?teratomaでは多くがdermoid成分で占められるから、ほぼ言い換えられているのか? 疑問は残存です。

teratomaは