アナフィラキシーとエピネフリン

アレルギー反応とアナフィラキシーの定義上の違いや、エピネフリンの適応などは、ちょくちょく調べてもすぐに忘れます。

日本アレルギー学会のアナフィラキシーガイドラインを斜め読み

結論から言うと、エピネフリンの適応については、やばそうならエピネフリン!以上の情報はなく、日常臨床に影響はなさそう
アナフィラキシーの定義も、いろいろ偉い先生が言ってガイドライン作ったんやろな?と想像させるすぐには覚えられないものです。

一応

①急速に出現する症状で、皮膚症状or粘膜症状があり、呼吸器症状もしくは循環器症状がある
②急速に出現する症状で、皮膚・粘膜症状、呼吸器症状、循環器症状、持続する消化器症状のうち2う以上を伴う
③アレルゲン暴露後に急速に血圧低下
の3つがあり

エピネフリンの投与適応は
Grade3以上の症状、進行が強烈ならGrade2でも投与することがある。気管支拡張薬吸入で改善しない呼吸器症状も適応となることがある

エピネフリンが絶対的な第一選択薬ですが、その他にお
H1抗ヒスタミン薬(かゆみなどは取る 救命効果はない)
β2受容体刺激の吸入薬(喘鳴は改善 上気道は関係なく救命効果はなし)
ステロイド(効果発現まで数時間かかる 2相性アナフィラキシー防止を言われているが、立証されていない)

などがかかれていました。